けやきタイムス

九州派展

【アート・芸術】

戦後の福岡に産声をあげた、奇跡の前衛集団、その歴史を再訪する。
Revisiting Group Kyushu-ha

福岡の戦後美術史を語る上で忘れてはならない動向が、前衛美術集団「九州派」の活動です。1957(昭和32)年、桜井孝身、オチオサムらを中心に福岡の若い画家たちが集い、「地方」と「生活」をよりどころに、東京中心の既存の美術システムから成立した活動を試みたグループです。三井三池争議を中心とした労働争議の盛り上がりを背景に、生活者の視点から「前衛」を標榜した点は、当時数多くあった前衛グループの中でも異彩を放っています。

日程: 10月28日(水)-1月17日(日)

9:30 - 17:30[入館は17:00まで]
月曜休館[11/23、1/11は祝日のため開館]、11/24、12/28 - 1/4、1/12

料金:

常設展示観覧料 一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料。
※( )内は20名以上の団体料金。

会場
&
連絡先:
福岡市美術館 [MAP]

企画展示室・小作品室・日本画工芸室

Tel:092-714-6051

http://www.fukuoka-art-museum.jp/

 九州派については、当館で1988(昭和63)年に初めて回顧展が開かれ、その後主要な作品は当館で収集し、折に触れ、常設展示を行ってきました。その間に国内外で新たな視点から九州派の再評価がなされつつあり、戦後美術史における九州派の位置は重要さを増しています。

本展では、当館所蔵品を中心として、元九州派の美術家、所蔵家、他の美術館の所蔵品など約60点を展示し、関連資料の紹介も充実させて九州派の全貌に迫ります。グループ結成からまもなく60年が経過しようという今、「地方」で「前衛」を名乗った美術家たちの作品群は、色あせるどころか、むしろ輝きを増しています。激動の時代に向き合った画家たちの「熱気」は、「戦後」という時代、「福岡」という地方についての捉え直しを、いま私たちに迫っているように思えます。


◎出品作家
桜井孝身、オチオサム、石橋泰幸、菊畑茂久馬、田部光子、山内重太郎、宮崎準之助、米倉 徳、尾花成春、尾張 猛、俣野 衛、谷口利夫、大山右一、寺田健一郎、働 正、大黒愛子、八柄雄髙、斎藤秀三郎、磨墨静量、木下 新、舟木富治


http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2015/kyushuha/kyushuha.html

九州派展

update: Monday, November 30, 2015